2008-06-06
bauhaus
昨日の東京出張の際、お客様との待ち合わせ時間の合間を利用して、上野にある東京藝術大学美術館へ。
そこで開催中だったバウハウス・デッサウ展を観てきました。
正直なところ、知識あリといった面持ちで展示物に視線を送る周囲の人達(学生、デザイナー風のオッサン)と、無知で教養のない自分との差異に怖気づきそうになりながらの見学。
ただこんな事は、これまでに何度も経験してきた僕としては、いつもの事ながら入場料分だけは目を楽しませるという事だけを考えるのでした。
「うんうん、この椅子キレイ!」「あれあれ、この家具..ダサい!」「はぁ? なんじゃ、コレ?」「うわぁ、この配色..荷車に使える!」etc.
そんな感じで見ていると、けっこう楽しめたりしました。
流石、近代デザインの大きな流れを決定づけたバウハウスというだけあって、かなり日常に関わっているのだなと思いました。
ただしその分、新鮮さは感じられず、ちょっと変な感じ。
そんな言いようのない気分を一新させてくれたのが、3階にあった舞台工房。
オスカー・シュレンマー作という「トリアディック・バレエ」。これは面白かったです。
ボケェーとしながら、幾何学形のダンサー達の踊りをジィーッと眺めてました。
でも時間があまりなかったので、ハッと我に返ると大慌てで退出!
雨の中、待ち合わせ場所までダッシュしたのでした。
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